3月24日(水)

 

聞いた方もいらっしゃるでしょうが…

ラジオの放送で小学校の教師をしていた女性の方のお話です。

 

その子の靴は傷みがひどくぼろぼろの状態だった様です。

先生から見ても『変えてあげればいいのに』と思うほどだったそうです。

先生は子供たちに作文を書かせました。

 

その子の作文は・・・

使い古した靴をお母さんと一緒にきれいに洗い、乾かしてから丁寧に紙で包みました。

お母さんが、

『この子の足を守ってくれてありがとう』

と履き古した靴にお礼を言いました。

新しい靴にも、

『これから守ってください』

と一緒に言いました。

 

と言う内容だったそうです。

 

物言わぬものへの感謝。

見返りを求めない感謝の気持ち。

その放送から2〜3ヶ月はたっていますが、いまだに頭から離れません。

どれくらい前の話かは記憶にないのですが、本当の感謝の気持ちとは何かを考えさせられました。

今は何歳位かわかりませんが、この家族に幸多かれと願わずにはいられません。