3月9日(水)

一昨日の夕刊の一面に『宝くじに不況の影』の記事が。

小見出しには『9年ぶり販売額1兆円割れ』

 

読んで見ると、長引く不況を反映し、宝くじの販売額が減少傾向にある。

2005年度の1兆1047億円をピークに減少続け、09年度の販売額は全国で9875億円と、ついに1兆円を割った。

宝くじの売上げの一部は「収益金」として地方自治体に収められるだけに、販売額の減少は道にとっても大きな痛手となっている。

 

原因として、サッカーくじなどさまざまな類似のくじが出て来たのも一因。

宝くじの購入層は教育費など物入りの40〜50代が多く、長引く景気の低迷で購入する余裕がなくなっている。

と大学の教授が分析をしたそうです。

 

では来年は?

02年2月〜07年10月の戦後最長の好景気といわれた5年9ヶ月。

実質GDPは確かに上がったが、国内小売販売額はというと96年をピークに12年連続で減少が続いているのが統計で分かります。

ということは、大学の教授の分析以外でも大きな原因があるのでしょう。

日本を支えてきてくれた、団塊の世代の方たちの定年退職が始まり、生産年齢人口 の減少により、購買層の減少は止まることはないでしょうね。

 

ではそれでは「どうしようか?」

販売を企画する全国自治宝くじ事務協会では、当選金の増額などで人々の購買意欲を刺激するといってはいるが・・・。

果たして、効果の程はどうでしょうか?

 

まずは私のような過去、2回しか宝くじを買ったことが無いような人が買いたくなる宝くじを発案したらどうでしょうか。