2月15日(火)
先日、当社の中川君のブログに『人口増加』の指摘がありました。
少子高齢化、人口減少の日本とは逆行して世界の人口は毎年増え続け、10年後には現在の69億人から77億人に。
なんと毎年、日本人口の8割に当たる1億人が増えるであろうと複数の研究者は予想しています。
20世紀初頭の世界人口は16億5千万人。
人口の爆発的増加による問題として食糧、用水問題等がありますが・・・・。
不足の解消を目的に戦争が勃発する危険もありうるでしょう。
皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか?
写真はビューリッツァー賞を受賞した『ハゲワシと少女』です。
アフリカのスーダンでの内戦の被害の象徴ともいえるハゲワシが幼い少女が飢えで亡くなるのをじっと待っているものです。
2月23日の池上彰の学べるニュースでも取り上げられます。
写真は思わず、目を逸らしたくなる写真ですよね。
撮ったカメラマンは、何故?この子を救わなかったのかと非難を受け続けました。
カメラマンは後に非難に耐えられなくなり自ら命を絶ってしまったそうです。
しかし、この写真のおかげでスーダンの実情が初めて世界の人々伝えることとなった貴重な証拠となりました。
下記の画像をクリックすると大きくなります。
(※女性、特にお母さんに方には刺激が強い写真ですのご注意を)
この世に生を受けて誕生した子供達に何の罪があるのでしょう。
餓死で一分間で28人の尊い命、その中でも多くの子供達の命が消えているのです。
子供達の尊い命を救いたいものです。
備考
後に現場にいたカメラマンの友人の証言などから、写真の構図は母親が食糧を手に入れようと子どもを地面に置いた短い時間にできたものであったこと、少女の近くには母親がいてハゲワシによる危険に晒されていたわけではなかったことが明らかになっている。
もしそばに母親がいなければ、カメラマンが少女を助けていた可能性は十分に考えられるたことです。
またカメラマンはは写真をとった後、ハゲワシを追い払い、木陰まで行ってタバコをふかし、しばらく泣き続けたと手記に記しています。