6月24日(水)

取引先の札幌ベニヤ商会グループの安全衛生協力会の第4回総会がありました。

会員は札幌ベニヤ商会グループ7社、工事業者30社、メーカー、商社44社で構成され、『安全は何よりも優先する』の思いのもと活動を行なっています。

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縁があって初代会長を仰せつかって4期目を迎えました。

会員の意識の高さから今期も災害ゼロを達成する事が出来ました。

総会では来月の7月1日から7日までが全国安全週間という事で改めて災害ゼロを誓い合いました。

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総会後に懇親会があり、開会の挨拶時に昨日の豊田自動織機磯谷顧問の講演会でのトヨタグループ創設者の豊田佐吉氏の開発した「G型自動織機」の話をいたしました。

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貧しい農家に生まれた豊田佐吉は母が朝から晩まで機織りの重労働に苦労している姿を日夜観察して「少しでも母を楽にさせたい」との思いで一人で30〜50台を運転できるG型自動織機を発明しました。

豊田佐吉はG型自動織機を顧客・作業者に絶対に迷惑をかけないという思いから、不良品を作らない設計、故障しない設計をする為に市場に出すまでに2年間の営業試験をしたそうです。

現在、G型自動織機と同じ機構の40〜50年経過の織機が中国を中心に東南アジアで数万台使用されているそうです。

G型自動織機にこめられた豊田佐吉の思いのように絶対に災害を起こしてはならない!との思いを会員に伝える事が出来ました。