6月1日(火)
先月、所用で寿都に行って来ました。
国道沿いに御宿『鰊御殿』が在ります。
この御宿『鰊御殿』は旧橋本与作邸で橋本家は商家であり厳密には鰊御殿ではないそうです。
橋本家を調べてみると数の子・身欠きニシン・ニシン粕などを、三艘の北前船で膨大な利益を上げた海の商人「橋本与作」が、明治初期に当時の最高級の商家として4年の歳月をかけて建築。釘を1本も使うことなく建てられており、その技術の見事さもさることながら、歴史的遺構としての価値も高い。
しかしながら、現在は営業はしていないように感じられましたが現在も営業をしているのでしょうか?
人が住まなくなると建物が朽ち果てていくと言いますが確かに痛みが出ています。
歴史的遺構としての価値も高い建物でしょうから何とか修復出来ないものかとついつい考えてしまいます。何か良い知恵がないでしょうかね?
御宿の話なので寿都の御宿の話をします。
今回、一泊する事になったので寿都の観光協会に問い合わせ、『民宿 みはら』を紹介されました。
料理は美味しく量も食べきれない程でしたし、何といっても女将さんがとても好い人でした。
女将さんはこの民宿の仕事が生き甲斐で、毎日が楽しくてしょうがないそうです。
そんな女将さんの仕事に対するポジティブな姿勢に刺激を受けました。
縁があって宿泊することが出来た事に感謝!